日本では当たり前の行為でも、台湾ではNGな行為があります。
それがMRT内飲食禁止です。
先に言っておくと、飲食禁止なのはMRTだけで在来線の台鉄(台湾鉄路)や台湾新幹線(高鐵)は飲食OKです。飲食OKどころか台鉄は大きい排骨が印象的な台鐵便當が超人気ですよね!日本でも度々紹介されています。
さて、そもそもMRTですが、日本でいうところの地下鉄になります。漢字では捷運(しょううん)と書きます。
台北市内はもちろん、桃園空港から台北市内を結ぶ桃園MRT、2020年に開業した台中MRT、台湾第二の都市、高雄を走る高雄MRTのどれも車内での飲食は禁止です。この飲食には飴やガムも含まれますし、ペットボトルの水もダメです。台湾名物のタピオカミルクティーも絶対ダメ!ただ車内を見ると飲みはしないけど手に持ってる人がチラホラいますので、口に持ってこなければ大丈夫そうですね。ただ、変に誤解されるのもめんどくさいので、可能な限りカバンにしまうのが無難かもしれません。
そもそも、なぜ飲食禁止なのかといれば衛生環境の維持がその理由なんだそうです。利用者全員に気持ちよく利用してもらおうということなんでしょう。確かに日本で電車に乗ってると誰かが飲み終わった空き缶を捨てずにイスの下の置いてそのまま出ていった結果、缶が倒れて、残った液体が床に流れ出したり、コロコロ転がったりして、なんか気持ち悪いですよね。そういうことの予防の為の飲食禁止なんだと思います。
もし飲食が見つかった場合、どうなるのか。それは罰金が取られます。
サムネ写真にもあるように、最高罰金がNT$7,500。NT$1が4.5円だとすると33,750円。
ガム噛んだり飴舐めてると、もしかすると33,750円も罰金で取られるかも!!!
皆さん、台湾旅行でMRTを利用される際は本当に注意しましょうね。