IBM製System x3650 M4にWin10をインストールする為にHyper-V Server 2019をインストールしました。

ヘルプデスク

ファイルサーバーの容量がパンパンなんですよ。
まぁ、パンパンとはいえ、まだ若干の余裕はあるんですが。

んで、なんでそんなにパンパンになってるかといえば、ファイルが消せないって人がけっこういるんですね。いつ必要になるかわからないからって。いや、もう何年もアクセスしてないフォルダやファイルは必要ないでしょ?って思うんですが、なんせ他部署だったりするんで、自分では判断しかねるところでもあるんです。

それで、なんとかファイルサーバーの空き容量を増やす為に、データ退避サーバーというか、しばらくアクセスしてないフォルダをそっちに避けてください、そこから断捨離してくださいって場所を用意しようと思ったのですが、ちょうどいいマシンがなくて、まだ使えそうなものがないか探したところ見つかったのが、IBM製System x3650 M4でした。

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何年か前にリプレイスしたサーバーなんですが、すでに保守も切れてるし、OSもServer 2008とかなんで、このままで使うのはちょっと….と。

そこで、Win10を入れてフォルダ共有をして退避サーバーにしようかと思ったのですが、なぜかWin10がインストールできない。
your pc ran into a problemとかってメッセージが表示されて、セットアップが起動しないんですね。
さて、どうしたものかと。Linux入れてSamba使うかとかも考えたのですが、ADでアクセス権の設定とかしたいんで、なんか方法がないか考えた時に思いついたのが、Hyper-V Server 2019を入れて、その上にWin10を入れようと。

Hyper-V Server 2019 | Microsoft Evaluation Center
Microsoft Hyper-V Server 2019 では、ミッション クリティカルなワークロードに必要な規模とパフォーマンスの実現に役立つ機能が追加または強化されています。

Hyper-V Server 2019って無償で使えるんですよ。
こりゃありがたいということで、さっそくサイトからダウンロードして、USBにisoの中身を書き込んで、x3650 M4にインストールしてみました。

インストール自体はサクサクすすんで、再起動後にHyper-V Server 2019が起動したのですが、Windowsの標準的なGUIは表示されません。過去のHyper-V Serverもそうだったのですが、コマンドプロンプトの画面が表示されるのみで、メニューの番号を選んで、ネットワークの設定とか、ドメインの参加、コンピュータ名の変更を行い、Hyper-V上の仮想環境の構築は、他のパソコンから行います。

ここまでくると、単にHyper-Vの設定だけなんで、経験がある方ならなんの戸惑いもなく構築できるのではないでしょうか。

そもそも論として、ファイルサーバがパンパンになる前に利用方法の策定というか、ひとり何Gまでみたいなルールがあればいいのですが、そんなものは存在しないし、今からそれを導入しても社内で混乱するだけなんで、今はこれで逃げます。まぁ、あと、NAS買えよって話でもあるんですが…。

ま、これも勉強というか経験というか。

けど、これは、今後のファイルサーバーリプレイスの前準備に過ぎません。クラウドにするのかオンプレにするのかから始まってADの設定変更、データ移行の手順や方法を決めて、社内に周知するとかやることはいろいろありますので、少しずつ進めていきたいと思います。


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